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Sat.,
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「正解はない」という前提で決める

「この決断で間違いないという自信がもてるまで、決められない」

このようなスタンスでいる人は、結局いつまでたっても意思決定できませんし、何一つ行動に移せないのです。意思決定とは行動するための第一歩であり、永遠に考えているだけでは哲学者になってしまうでしょう。

(中略)

準備と根拠を徹底する一方で、「あらゆる意思決定には正解はない」という前提できちんと答えを出すことにしましょう。

P.30

100点にこだわっていては意思決定→行動できません。

「正解」ではなく、「最適」を考えるようにしましょう。

正解=結果は、やってみないと誰にもわからないのです。

「どうしよう」ではなく、選択肢をつくる

意思決定の際、「どうしよう?」と考えてしまうことがありませんか?

上司に対し、「こういう問題があります。どうしましょう?」と聞く人もいますが、これでは意思決定することを放棄していますね。

問題が整理され、選択肢化されていれば、「このなかから、どれを選ぶか?」という点にしぼって考えることができます。

P.94

まずは問題を整理しましょう。それには「紙に書く」のが良い方法です。

紙に書くというシンプルな行為は、思考や感情の可視化にもつながり、すべてが客観的かつ明確になります。

P.101

そして選択肢を絞り込む。これで、意思決定はかなりラクになるはずです。

あとは、そのなかからベストなものを選ぶ、または優先順位をつけることをすれば良いのです。

上司に相談するなら、「どうしましょう?」ではなく、「A案、B案、C案とあり、私はA案と考えますが、いかがでしょう?」としましょう。

「見込み六割」で意思決定し、残り四割は行動しながらカバー

一つ間違えたら永遠に取り返しがつかない意思決定など、この世にそうはありません。また、これまで述べてきたとおり、100パーセント絶対に正しい意思決 定もありません。この事実を認識し、「見込み六割でどんどん意思決定し、残りの四割は行動しながらカバーしていく」習慣をつけましょう。

逆にいうと、残りの四割をどうカバーするか、多少間違ってもどのようにリカバーしていくかが意思決定においては大切といえます。

P.116

ご自身の人生を振り返ってみても、「間違えた判断をしたはずが、結果的にはいい方向へ向かった」ということがあるのではないでしょうか。

結局、なにが正解かわからないし、思い通りに行かなかったとしてもその後のリカバー次第ではより良い方向へ持っていくことができるでしょう。

「六割は進めのサイン」

P.117

このように考え、意思決定→行動してみましょう。

すべてのトラブルは意思決定の練習

トラブル・失敗というのは苦しい経験です。

しかし、1つめの選択肢でダメなら、次の選択肢を試す。

そのリカバーが重要なのです。

このような意思決定を次々と経験していけば、ストレスにも強くなり、また経験の蓄積から意思決定の精度も上がります。

毎回の意思決定は、次の意思決定の練習でもあるのです。

どんな情報にもバイアスがかかっている

意思決定の際、他人にアドヴァイスを求めることがあるでしょう。

しかし、どんな意見にもかならずバイアス (先入観、偏見) がかかっています。

意見する人の立場、考えがどうしても反映されるのです。

たとえば、私に「iPhoneかAndroidか、どちらが良い?」と聞かれれば、Androidについて詳しく知らないのに、自分が使っている・好きだという理由で「iPhoneだ」と言ってしまいます。

服屋で店員さんにどの服を買うか相談するにしても、あなたに似合うかどうかだけでアドヴァイスをしているわけではありません。

意識的か無意識かは別にして、店員さんの好み・店員さんや店のメリットなどが、その意見に反映されているはずです。

TVや新聞のニュースですら、偏っています。

まず、膨大な情報の中からどれを取り上げるか、という時点で既にバイアスがかかっています。

同じレベルの事件を2つの企業がおこしたとしても、A社の事件を取り上げてB社を取り上げていない可能性があります。

意思決定のために情報収集をする際は、すべての情報は偏っているという前提を忘れてはいけません。

あなたの「意思決定力」「行動力」を劇的に上げる5つの考え方 - ライフハックブログKo’s Style

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知ってることを書く

君の思う、「こんなこと、○○やってる奴なら、誰だって知ってるだろう」は、意外と知らない人が多い。

普段から、それを知らない人の視点で考えてみる。

気づいたことを書く

でも新しくなくていい。

ネットのどこかで既出でもいい。

君自身が気づいたことや、思いついたこと、感じたことがあれば、それを書けばいいと思う。

自分なりに検証する

内容や意味が不安な部分は、一応ググるなりして検証してみる。

これが結構、勉強になったり、また違う発見があったりするよ。

素人にもわかるように書く

専門用語や、難しい言葉を使わずに、

できるだけ、素人とかオカンとか、ぼくにもわかるように書く。

勇気をもって省く

省いた箇所は、必ずつっこまれる。

そのツッコミを恐れて、細かい事まで書いてしまうと、すごく読みにくい文になる。

読みにくい文は、みんな読むのをやめてしまう。

だから、つっこまれるのを承知の上で、細かい例外や、但し書きなんかは、あえて省く。

わかりやすさを優先する。

何回も自分で読む

数時間後の自分は、ちょっとだけ別人かもしれない。

別人の視点で眺めると、また違った発見や表現が生まれるよ。

書かないより、書く方がずっと社会に貢献してる

「わかる奴にだけわかればいい」

「これは常識だから、いまさら書くのもアレ」

うん。それもいいけど、わかりやすくして、あえて書いて発信する方が、もっと良いと思う。

その知識や発見、思ったことをもっと書いて、ネットにどんどん情報を増やそう。

君の書いた一文が、他の誰かにとっての良いヒントになるかもしれない。

ブログを書くときの考え方7つ - ぼくはまちちゃん!(Hatena)

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Tue.,
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貧乏になる男は「小銭を貯める」ことを考え、
金持ちになる男は「大金を稼ぐ」ことを考える
貧乏になる男は将来への不安とお金を失う恐れから、お金を貯める方法に意識を向ける。たしかに金持ちになる男も貯蓄は大切だと考えているが、世の中の問題を解決し、人々の役に立つことによって大金を稼ぐことを考える。 P.20
数十円安い食材を求めて遠くのスーパーへ買い物に行くなどして必死に貯金するよりも、稼ぐことを考えるほうが早いかもしれませんね。 そのためには貯金どころかむしろ自己投資が必要なことも。 お金をかけて勉強したら、あとで大金とはいかなくても返ってくるものがあるでしょう。 本業の収入UPはもちろん、最近は気軽な副業もいろいろあります。
貧乏になる男は「すぐに金持ちになりたい」と考え、
金持ちになる男は「金持ちにふさわしい人物になろう」と考える
貧乏になる男は何かをして「すぐに」金持ちになろうとする。一方、金持ちになる男は成功も失敗もすべてふくめてあらゆる経験から学んで成長し、成功を収め るのにふさわしい人間になろうとする。これはすばらしい戦略だ。なぜなら、史上の動向や偶然などの外部要因に頼るのではなく、自分が成功に値する人物にな ることをめざしているからである。 P.77
もうすぐ発売される次の宝くじにワクワクしている人は、前者かもしれませんね。 宝くじで3億円当たっても、その後不幸になる話をよく聞きます。 急に大金を手にしても、それにふさわしい人間でないと、うまく対応できないのでしょう。 一方、3億円稼いだ人は、金持ちにふさわしい人間になろうと成長し続けた結果、金持ちになったはず。 だから、大金の使い方や危険も知っており、またそれを使い切ってもまたお金を作る力があります。
貧乏になる男は「誰とでも気安くつきあい」、
金持ちになる男は「つきあう相手を慎重に選ぶ」
成功者は意識が伝染することを理解し、自分より成功している人と接することで刺激を受けようとする。人間はつきあっている人と似てくるから、成功者は成功者に引き寄せられるのだ。 (中略) 金持ちはお金について独創的な考え方をするから、つきあっていると学ぶことが多い。貧乏人はお金持ちと知り合いであることを周囲の人にひけらかすだけだが、金持ちは自分よりもっと金持ちと付き合って考え方を学ぼうとする。 P.137
自分が成長する過程で、つきあう人が変わるというのはよくあること。 他人に自慢できるような人と知り合うのも良いですが、「他人の名刺」自慢をしているようでは金持ちになれないでしょう。 そうではなく、「その人から何を学んだか」を話すことができるまでに吸収すれば、まったく違う結果が得られそうです。
貧乏になる男は「時間」をお金と交換することを考え、
金持ちになる男は「アイデア」をお金と交換することを考える
貧乏になる男は、長時間働くことが多くのお金を稼ぐ唯一の方法だと思い込んでいる。一方、金持ちになる男は、大金を稼ぐにはこうした短絡思考から脱却する必要があることを知っている。彼らは世の中の問題を解決して大金を稼ぐ達人だ。問題解決のアイデアは無限にあるから、稼げるお金も無限にある。それが金持ちになる男に共通する考え方だ。 P.22
「定時まであと7分!」などと仕事をしている人は、お金持ちにはなれないでしょう。 会社員であっても、問題解決の達人は必ず重宝されますよね。 私は以前、出向先からの毎週の業務報告メールの最後に、頼まれてもいないのに業務改善や会社に役立つかもしれない新ビジネスのアイデアを書いていました。 毎週のことなので、報告だけの定形メールでサクっと済ませたほうがラクなのですが、たくさんの部下から似たようなつまらない報告メールが来てもロクに読んでないだろう、と考えたのです (笑) 。 そこで、上司が読みたくなるようなメールを心がけたのです。 結果、私はまだ金持ちになってはいませんが (笑) 、社内の金持ち (幹部の一部) は面白がって反応してくれていました。
貧乏になる男は「臆病かつ消極的」で、
金持ちになる男は「大胆かつ積極的」である
貧乏になる男は子どものころから「冒険せずに無難に生きろ」と教えこまれている。 (中略) ほとんどの人がこうして身に付ける考え方は、「人生は危険で恐ろしいから、最小限の苦しみで生き残るためにリスクをとらずに安全策に徹するべきだ」というものだ。 P.137
何事にも、リスクばかり考える人がいますね。 それはそれで必要なことではありますが、負けない生き方よりも勝ちを目指す生き方のほうが活き活きとして楽しそうです。 消極的な社長さん、てあまり見たことがありませんね (笑) 。 仕事ができる・できないも大事ですが、それ以前の問題として「大胆かつ積極的」であることが必要に思えます。
貧乏になる男は「古き良き時代」に固執し、
金持ちになる男は「現在に生きて明るい未来」を夢見る
ほとんどの人は古き良き時代にいつまでも固執し、世の中が平和で楽しかったことを思い出す。 (中略) 貧乏になる男によく見られるこの習慣は世代を超えて受け継がれるが、本人はその口癖が自分にどれほど悪影響を及ぼしているかを知るよしもない。最高の日々は過ぎ去ったと思い込んでいる人が金持ちになることはめったにない。 (中略) それどころか、たいていの場合、不幸と抑うつにさいなまれることになる。 P.148
良かったころの思い出話、しちゃいますよね (笑) 。 それだけなら良いですが、その頃が最高だった、などと言って (思って) しまっていては、残りの人生どんどん下っていくだけになりそうです。
一方、金持ちになる男は未来志向で、これから起こることに楽観的だ。彼らの驚異的な人生は、最初は心の中で、次は現実の世界で創造される。 P.148
まず心の中に理想を描き、それを信じていなければ、それに向かって行動することもなく、実現することもないというわけですね。
あなたはどっち?!金持ちになる考え方、貧乏になる考え方 - ライフハックブログKo’s Style

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Sun.,
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誰かに言うのが恥ずかしいようなバカバカしいアイデアは良いアイデア

最初にアイデアを思いついた時にバカバカしいと思わなかったら、そのアイデアは成功しない。

クリエイティブな思考というのは、保守的な思考とは別物。しかし、人というのは本当にすばらしくクリエイティブなアイデアが浮かんだ時に、リスクを取るのを忘れてしまいがちです。

この格言はアルベルト・アインシュタインの言葉で、核心を突いた言葉として有名。バカバカしさを楽しめずに無視してしまうような人は、すばらしいアイデアになるはずのものをたくさん見落としてしまっているようなものと言っています。

原文筆者は、変なアイデアを思いついた時に、そのアイデアを誰かに言いたいかどうかをリトマス試験紙にしているとか。バカバカしいアイデアというのは、大体いつも人に言うのをためらってしまうもので、自分は良いと思っていても他の人がどう思うかが不安になります。しかし、そう思うようなアイデアは、実は突き詰めるだけの価値があるものなのです。

誰かに言うのが恥ずかしいようなバカバカしいアイデアは良いアイデア : ライフハッカー [日本版]

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Fri.,
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「五羽のカモメが防波堤にとまっている。そのうちの一羽が飛び立つことを決意した。残っているのは何羽だい?」

「四羽です」

「そうじゃない。五羽だよ。飛び立とうと決意することと、実際に飛び立つことはまったく別物だからね」

「いいかね? 誤解されがちだが、決意そのものには何の力もないんだよ。そのカモメは飛び立つことを決意したが、翼を広げて空を舞うまでは防波堤にとまったままだ。残りのカモメとどこも違わない。

人間だって同じだよ。何かをしようと決意した人と、そんなことを考えてもいない人とでは何の違いもないんだ。

ところが人は、他人のことは行動で判断するのに、自分のことは決意で判断することがよくある。しかし、行動を伴わない決意は、期待してくれている人に対する裏切りでしかない。

たとえば、「花を贈ろうと決めていたのに、実際には贈らなかった」「期日どおりに仕事を終えるつもりだったけれど、間に合わなかった」「誕生日にお祝いに行こうと思っていたが、結局行かなかった」という具合にね」

希望をはこぶ人」 (アンディ・アンドルーズ 著/ダイヤモンド社) より

「やるつもりだ」とか「考えてはいるんです」という言葉は基本的に聞き流すことにしています。結局それが実行されるまではなんの意味もないと思うので。

ところが、自分自身に対しては違っていました。(>_<);;

「他人のことは行動で判断するのに、自分のことは決意で判断することがよくある」という部分がグサッと胸にささりました。図星です。

他人のことは本当にそう思っているかどうかわからないから行動 (結果) で評価しているのに、自分のことは「本当にやるつもりなんだ」ということをわかっているのでそれで良しとすることがあるんです。

「やるつもりだ」という決意が本当だったとしても、それを行動で示さなければ他の人から、「やるつもりだ」と口で言っているだけで本当はそんなつもりはないにちがいないと評価されても仕方ありませんね。

[名言] 他人のことは行動で判断するのに、自分のことは決意で判断することがよくある。しかし、行動を伴わない決意は、期待してくれている人に対する裏切りでしかない [名言コツコツ]

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Tue.,
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最終目標を明確にしておく
そのうえで、周囲に惑わされることなく、その目標に向かって真っすぐ進んでいくわけである。筆者がともに仕事をしてきた優秀なリーダーたちは、自らのキャリアを通じて常に、目標をしっかりと見据えていた。そして次の段階に進んだ際に、「新しい」最終目標を定め直していたのである。
重要な事項を優先する
そのためには、最終目標に到達するうえで必要となるものごとを見極めなければならない。つまり、手元のリソース (人的なものや物理的なもの) や、教育/研修、協力し合える仲間、メンター、克服すべき課題を検討するわけである。こういった見極めを早い段階で行っておけば、進捗の予期せぬ停滞を防いだり、計画の破綻というよりひどい事態に陥る可能性を低減したりできるようになる。
先を見越して積極的に行動するとともに、万が一に備えておく
可能な限り、自らの進む道を主体的に決定できるようにしておこう。するべきことが分かっているにもかかわらず、リソース不足で手が出せないというのは、歯がゆいだけでなく、致命傷になりかねない。とは言うものの、障害というものは必ず、あなたの前に立ちはだかる。このため、複数の選択肢をあらかじめ検討しておき、障害に備えておいてほしい。
「足るを知る」
あるマネージャーにとっては不十分なリソースでも、他のマネージャーにとっては十分という場合もある。あなたがリソースの争奪戦や、他のプロジェクトと同等のリソースを要求することに集中するのであれば、いつかは手痛いしっぺ返しを食らう羽目になるだろう。生まれながらのリーダーは、足るということを知っており、最終目標を達成するためにリソースの再配分が必要な場合もあると心得ているというわけだ。
話すよりも、相手の言葉に耳を傾ける
人生のあらゆる局面で通用する「最高のスキル」とは、聞き上手であるとともに、明確な指示を出せるというものである。この2つは両立できる。会得するようにしてほしい。
自らを革新し続ける
2005年において最高速を誇っていたプロセッサは、現在ではかなり遅い部類に入るはずだ。つまりその性能は、今日の期待に応えられるほど高くはないというわけだ。あなたは、こういったプロセッサのようになってはいけない。そして自らをアップグレードする際には、意思決定を行う立場にある人々にそのことを知ってもらうようにしよう。
「生まれながらの」リーダーになるには—出世するための6つの方策 - CNET Japan

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Mon.,
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テレビで魚に右利き左利きがあることを発見した教授が出ていて、その話がすごすぎた。餌をとるのに右にばかり曲がる魚とか、魚にも利きというのがあるらしく、しかもそうした魚を干物にすると、右利きは右に曲がって干からび、左利きは左に曲がって干からびる、つまり骨格から利きが決まっているらしい。その比較を見せてもらったときは鳥肌がたったわけで、偉大すぎるだろ、とびびっていたのだけれど、アナウンサーさんは変な研究、と言いたげに苦笑していて、しまいには「なんの役に立つんですか?」という自然科学でもっとも野暮な質問をしてしまっていた。
うーん。「なんの役に立つんですか?」という言葉は、実はいろんなことに投げかけられている。「マンガなんて読んで、なんの役に立つの?」「宇宙なんて研究して、なんの役に立つの?」「絵画なんて観て、なんの役に立つの?」大衆にとってもっとも価値があるのは「利便性」だ。「利便性> 娯楽性> 芸術性」という順番こそが大衆性であり、情報番組はだから好まれるし、「人の役に立つ人間になりたいです」と子供に言わせる。それは文明というもの、科学というものの恩恵をうけてきた人間らしい言葉であるし、考え方だろうけれど、そもそもその文明や科学を、さも人間が意図して手に入れてきて、「役に立つ」ということを目指してきたと考えること自体が大きな間違いなのだ。「人の役に立つぞ!」って研究者ががんばって研究したから科学技術が発達したと思うのは大間違い。文明というものは人間の純粋な好奇心による知的探求から結果的に生じたおまけ、なんだったら排泄物でしかない。真理を追究していたら、偶然にも文明がいっしょにぽろっと現れて、それの恩恵を人が受けている、それだけである。ニュートンは別に、工学に役立てるために運動方程式や、万有引力を発見したわけではないし、コペルニクスも宇宙旅行のために地動説を発見したわけじゃない。だから「役に立つ」ということを目標にしても、将来の進歩に結びつくわけじゃないし、「これを知りたい!」という単純だけど強い強い好奇心によって自分勝手に動く研究者のほうがずっと粘り強く、結果的に (本人の意思とは関係ないところで) 進歩に貢献するものだ。科学には基礎科学と応用科学というものがあって、基礎科学は簡単に言えば物理だとか化学だとか、生物だとか、地学とか、根本的な真理を探究することが仕事だ。応用科学はそこで見つかった真理を応用し、実用化するのが仕事。医学とか薬学とか工学とか農学がここに当てはまる。テレビでも別の研究者さんが、役に立つかどうかなんて事は自分にはどうでもよくて、それはまた別の人が考えること、とおっしゃっていて、基礎科学の人間にとって、発見したことを実用化するかどうかなんてのは管轄外でしかない。しかも、その真理が発見した同じ時期に必要とされる技術になるかはわからない。たとえば私が大好きな宇宙の大規模構造ってのは、宇宙のもっとも大規模な姿を論じた考え方だけれど、銀河系を飛び出すこともできない今の人類にはまったく関係がない話だし、まったく役に立たない。けれどもし人類が滅ばないで宇宙旅行を可能にし、しかも宇宙の果てまで移動できるようになったとすれば、ばっちり役に立つだろう。宇宙人が突然襲来して「どこどこのどこどこから来ました」と言われたときも役に立つかもしれない。でも、まだそんな時期ではないし、役に立とうが立たまいが、そんなことは発見の価値をゆるがさないだろう。役に立ったからって発見がさらにすごい発見になんてならない。はっきり言って人の役に立つなんて事は、真理を明らかにするという事に比べたらあまりにも矮小で、曖昧すぎるのだ。
インド人が0を発見したときのように、見つけた事実がすぐに、だれもが役立てることができる時代だったのならば、利便性を重視し、第一に考え、科学にそれを求めてもなんら問題は起きなかっただろう。けれどもうすでに、人が探求する真理に、人自体が追いついていない。湯川先生が中間子を発見した、さて、じゃあ次の日にその中間子を、世界中のすべての人間が実用できただろうか? いや、できていない。それは湯川先生の発見が「役に立たない発見」だったのではなく、人類が「まだ役立てることができない人類」だったのだ。
たとえば生まれたての赤ん坊に、スパコンを与える、なんてことをしたら、その子の親は「この子にはまだ使えませんから」と言う。しかしだからといって捨てることはしない。まだ使えなくても、いつか使えるようになるかもしれないと思うから、そっとその時期までしまっておく。もちろん、読書家に育って、本ばかり読んで、ちっともスパコンなんて必要のない大人になるかもしれない。しかし、まだ生まれたばかりの赤ん坊には無限の可能性があるし、どんなものが将来必要になるかはわからない。そしてスパコン単体で見たとき、赤ん坊が将来使っても、使わなくても、スパコン自体の性能がすごいものであることには変わりはない。もったいないことはもったいないが、使われなかったからといってスパコンの価値がおちるわけでもない。スパコン家にあるの? ちょーすげー、ってきっとみんなが言うだろう。これに人類と科学の関係もきっとよく似ている。まだ役立てることができない発見を、人間が手に入れたとしても、それを「役に立たない」なんて言って捨てたりしない。湯川先生はちゃんと賞賛されたし、今でも尊敬されている (賞をとったから、とかじゃなくてね) 。もちろん、そんな見ることもできない小さな粒の発見なんて、とお酒でも飲みながら馬鹿にする人もいるだろうし、「物理学者になるぐらいなら、お医者さんになって人の役に立ちなさい」なんて子供の夢を否定する人もいるだろう。けれど、大学にいろんな研究をする先生たちがたくさんいて、研究と生徒への指導で生活ができるようなシステムがあるし、大学教授はすごい、って一般的には考えられている。役に立つかどうか現段階ではわからない研究の価値と意味をちゃんと理解し、守っている社会であることこそが、この社会がちゃんと文明と科学の恩恵を受けていると自覚できている証拠だと思うし、将来もちゃんと進歩していくことができるだろう。もしも人が、役に立たないなら必要ない、なんて思い始めてしまったとしたら、実用に役立つ、医学や農学や工学は残して、基礎科学は削りましょう、なんて思い始めてしまったとしたら、それはつまり医学や農学や工学が根本的に参考にしていた真理の探究が止まるということで、医学や農学や工学の進歩も将来的に止まってしまうだろうということだ。そしてまた、iPS細胞は役に立ちそうだから、その類の根本にある基礎科学だけは残しておきましょう、みたいに、「将来役に立ちそうな」基礎科学を勝手に決めて規制したとしても、それは同じだろう。それは生まれたての子供の将来をすべて決めきって、生まれてから20年間で必要になる本や道具すべてを、生まれた瞬間に買ってしまうようなことだ。理系に育つかもしれない子供に、「この子は読書家になるんです」と言って、大量の本を買ってやり、そう育つことしか許容しないようなものだ。人類には人類にもわからないほど無限の可能性がある。多くの研究者がいるのだから、「これが将来役に立つとは思えないなあ」なんていう研究ももちろんあるだろう。けれど、何が役に立つかなんてわかるわけがないのだから、すべての学問を世の中は受け入れている。将来宇宙旅行をするだなんて思ってなかったけれどケプラーは惑星の運動を解明した。そしてその発見の偉大さを周囲はその時期にちゃんと理解していた。別に宇宙旅行が現実的になってきた今になって、ケプラーさんってすごかったね、なんてだれも言っていないし、もし今でも宇宙旅行なんてものが夢物語だったとしても、ケプラーの法則って意味がないよね、なんてだれも (科学に理解のある人なら) 言わなかっただろう。それは知的探求の価値に、実用化できるかどうかはまったく関係がなく、そして、それがゴールでもないからだ。研究者にとって実用化はどうでもいいこと、そして発見を役立てるのはまったく別の人間の仕事。なんだったら実用化は、「なんの役に立つんですか?」なんてたずねている側の人間の仕事なのかもしれない。これから研究者は「役に立つのか」と尋ねられたら、「あなたたちががんばって役立ててください」と皮肉で言い返してやってもいいぐらいだろう。科学者にそう尋ねることは、なにより野暮で、間の抜けたことなのだから。
「なんの役に立つんですか?」の暴力性 - 最果タヒ ノ 森山森子

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Sat.,
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ジャパネットたかたの高田社長がビデオカメラを売る際に子どもだけじゃなくて、親の顔を撮ったほうがいい、その子どもが大きくなったときに、自分が幼い頃なんてぶっちゃけどうでもいいけれど、自分の誕生を両親がどれだけ喜んでくれていたかを実感できるのは素敵だというような話をされていたんだけど、ほんとにそうですね。
同じことは結婚式とかの祝いごと全般にいえるんですけど、大事なのは当人よりも周囲の人たちだったりしますね。
たぶんプロのカメラマンはそこをよくわかってるんでしょうね。
周囲は背景じゃなくて、むしろメイン。
もちろん当日のメインは新郎新婦なんだけど、彼らが後日いちばんうれしい (見たい) 写真は自分たちの笑顔じゃなく参列者が心から喜んでくれる様子で、それを記録しなきゃもったいない。
そういうことにいまさら気づいてちょっと後悔しています。
甥っ子や姪っ子が生まれたときに、そりゃもうかわいいものだからアップで撮りまくっててぼくのパソコンのハードディスクにはそんな写真や動画がいっぱい入ってるんですけど、妹夫婦の顔とか、うちの両親 (つまりおじいちゃん、おばあちゃん) の顔はほとんど残ってない。だって撮ってないもの。
これからは周囲をいっぱい撮ることをオススメします。
周囲の写真を撮ったほうがいい : 2chコピペ保存道場

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Wed.,
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ダイソー社長の矢野博丈(69)

経歴
  • 妻の実家の事業を継ぐが3年で倒産
  • その後9回の転職を重ねる
  • 日用雑貨の移動販売を始める
  • 値札付けの手間をはぶくため全部100円に
  • 100円ショップ「ダイソー」をオープン
自身について
私はどうしようもないただのオッサンです。
わしは劣化した。もうしょうがない。
取材でもあまり話さないようにしている。
私はインターネットも分からないし、時代遅れな人間ですから。
商売について
お客様はよう分からん。
6年ぐらい前まで「ダイソーはつぶれる」という確信を持っていました。
そもそもダイソーなんて底の浅い商売ですから。
お客様にはすぐ飽きられるものです。ずーっとずーっと恐くて、眠れなかったんですよ。
やってきたことがいいか悪いかは、ダイソーが潰れる時にならんとわかりません。
他社について
セリアには店でも商品でも負けた。
イトーヨーカ堂の会長に自社商品を見せたらものすごい怒られた。「こんなもの作ってたら後3年で潰れるぞ、商品に魂を込めろ」と。
この前みずほ銀行の頭取とメシを御一緒した時、「これからうちもどうなるかわかりません。御迷惑をかけるかもしれません」と伝えた。
店作りについて
新しい店舗は社員たちが決めて作り上げました。
私にはとても、こんな店作りはできません。
急成長してきたセリアや、キャンドゥのおかげで「潰れるかもしれない」と思えた。その危機感があったから持ち直すことが出来た。
今後について
経営計画、戦略、そんなもんないです。目標ないです
人間は、先を見通す能力なんてないんです。
もう安さや質では売れん時代になってきた。これからはどうなるかわからんです。
ダイソーはつぶれる。そうしないために、一緒にがんばりましょう、と社員に言っている。
最近はやっと、なるようになるかという気がしてきました。いずれはどこかに買い取ってもらえることもあるじゃろうと…
人生について
生きるということは、基本的に楽しいことではありません。
楽しさと言うものは、努力した結果、味わえるものです。
良いことはもう起こらないかもしれないけれども、生きることに感謝するしかない。
ネガティブすぎて逆に凄いダイソー社長の発言 - NAVER まとめ

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Tue.,
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イギリスのチェスタートンという批評家の名言に好きな言葉がある。
「なぜフェンスが建てられたのかわかるまで、決してフェンスをとりはずしてはならない 」
高級なクラブなどに行くと気づくのは、そこにある灰皿が極端に小さいことだ。小さく造形された灰皿はそれだけで独特な美しさを持っているが、ここには原作者の粋なアイデアが詰まっている。小さな灰皿は、一本でもたばこを吸えばいっぱいになってしまう。そうすると、スタッフが灰皿を新しいものに替える。そうするとことで、客への細やかなサービスを演出できるし、スタッフに自然と客へ細かく注目させることを可能にしている。
もちろん、これを違うやり方で実現することもできる。たとえばマネージャーが、スタッフに「客を細かく見ろ。灰皿は、客が一本たばこを吸ったら必ず変えろ」と言えばいい。そういうマニュアルを作ってもいいし、バックルームに貼り紙をしてもいい。なんらかの指示や号令を書いた張り紙は、オフィスなどでもよく見られるものだ。でも、これは無粋なのだ。指示を掲出すれば、指示を出せば、理解して実行されると思っているのだ。それは緊急時には実行されないし、世代をまたぐと継承されないし、新人には毎回指導しなければいけないということが理解できていない。
無粋な人は、フェンスがなぜ建てられたかを考えない。
高級クラブのマネージャーが無粋な人であったなら、客の灰皿がいっぱいになっているのを見て、「もっと灰皿を大きくしなければならない」と思うだろう。彼は、なぜ灰皿が小さくされているのか気づくことがない。人が造形したあらゆるものは、何らかの理由があってそうなっている。チェスタートンが言うように、「誰かが何かの理由で、誰かの為に良かれと思って立てた」のだ。フェンスは勝手に生えたりしない。
無粋な人は、すぐ言葉に頼る。灰皿を替えさせたいなら、そう言えば、そう書いておけば皆がそうすると思っている。しかし本当に効果のある、粋なアイデアというのは、環境に埋め込まれたときに発揮される。そう指示されていると気づかないうちに指示に従っている、そういうものだ。高速道路の駐車場が斜め向きなのは逆走を防ぐからということらしいが、こういうものこそ「粋なアイデア」だと思う。無粋な人は、進行方向を書けばいいと思ってしまうし、クルマを沢山詰め込めるとかいう理由で、ひょっとしたら斜め向きをやめてしまうかもしれない。
アイデアは民主的なものだから、誰が出したっていい。でも、既存のアイデアを廃止するなら、無粋な人にならないように注意しなければいけない。無粋な人は無粋な人なりに、フェンスがなぜ建てられたのかということを考えるべきだ。
フェンスを外す人 - β2

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