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— 097 「けりをつける」ためのご褒美 - ライフハック心理学完璧主義者の人にこそ
多くの完璧主義者は、やり始めたことを達成しても、それを心から喜べない。 (p88) グズの人にはわけがある (文春文庫PLUS)残念ながらこれは事実です。そもそも完璧主義であればやることは多すぎるし時間は足りないので、何かを終えたとしてもすぐまた次に始めるべきことが控えているのです。つまりいつまで立っても「ゴール」にたどり着けません。
また、完璧主義者にとっては「完璧に仕事を成し遂げた」と思えることがほとんどないため、それを素直に喜んでいる場合ではないわけです。常に減点方式をとっているため、「終わらせはしたが質はどうだったのか?」と考えます。
こういう気質の人が「喜ぼう」としてもなかなか難しいでしょう。ですから「形式的」であってもいいので、ご褒美を用意してできれば人を巻き込んで「お祝い」しましょう。
こういうのが苦手な人というのはとことん苦手で、斜に構えるなり、何かしらの理由付けをして、決して「自分を祝福する」といったことはしないもの、あるいは「先送り」しがちです。
苦手であれば「祝福」はしないでもよいので、しかし小さくてもいいので「パーティ」は行うようにするべきです。(あえて一人でもいいでしょう)。人の心というのは、特定の条件が整わないと、一瞬で何かを把握するのが苦手です。「一仕事成し遂げた」ということを実感するにもある程度時間を要します。
「時間がもったいない」といって次々に仕事を成し遂げていると、「区切り」が一瞬で過ぎ去ってしまうため、ものすごくたくさんの仕事を成し遂げているのに、やっている人は何もしていない気持ちに支配されるという、不思議な矛盾を抱えることになります。
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